最近、「無理をしない生き方」にシフトしている方が増えています。これまで、家族や職場のために頑張りすぎていた方が、少しずつ「自分のための時間」を大切にし始めている、そんな印象です。
無理なことは無理と言えるようになったり、自分一人で抱え込んでいたことを人に頼れるようになったり、甘えられるようになったり、無理して付き合っていた関係を手放せたり、嫌なことを嫌だといえたり・・・
そんな変化が、心とからだを穏やかに整えてくれることがあります。
小さな積み重ねが「自分を大切に生きる力」に
無理をしない生き方は、自分以外の誰かよりも自分を大切に生きることにつながります。無理をしない生き方?ってそう思われた方もいるでしょう。
例えば、
・ゆっくりお茶を飲む時間をつくってあげたり、
・予定を詰め込まずに過ごす日をつくってみたり、
・自分のからだをいたわる時間をとってあげたり、
・家族のための時間を、自分を喜ばす時間に変えてあげたり(そこに鍼灸の時間が入るのももちろんありです)
そんな日常の一コマの小さな積み重ねが、
「自分を大切に生きる力」になります。
まずは、がんばりすぎサインに気づいてあげる
がんばりすぎていたり、人のために生きている、無理をしているときってなかなか自分では気づくことができなかったりもします。そんなときは、自分にこんなサインがないかな?と見てあげてください。
「イライラする」
「焦っている」
「自分が、空っぽな感じがする。」
「なんとなく落ち着かない」
そんなとき、心が「少しがんばりすぎているよ」と教えてくれているのかもしれません。
そのサインに気づくだけでも、心の緊張がゆるみ始めます。
感情を抑え込むのではなく、
「今、私はこう感じているんだな」と
やさしく認めてあげること、気づいてあげることが、自分を大切にする第一歩です。
季節のリズムに合わせて、自分のペースを整える
そして、今のような季節の変わり目は、からだも心もゆらぎやすい時期です。
気温差や気圧の変化に加えて、環境や人間関係の変化も重なり、
知らず知らずのうちに無理をしてしまうこともあります。
自然のリズムに合わせて、「今の季節の自分」にペースを合わせてあげることも無理をしない生き方にもつながるので意識してみてくださいね!
今日、どんなふうに自分をいたわりますか?
からだが「休みたい」と感じたときは、素直に休む。
会社だって休んでいいんです。
疲れを感じたら休んだり、ケアをしてあげる。
自分をいたわったり、回復させてあげる時間はとっても大切です。
眠いときは寝てあげる。無理に起きることを選択しないでくださいね。
今日の私はどうしてあげたい?
今日の私は何を求めているのかな? その欲求に素直に答えてあげましょうね!
からだもこころも大切に。皆様の毎日が健やかでありますように。