宮城県でも35度を超える日もあり暑いですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?ついこの間まで、朝晩に暖房をつけていたのに、今ではまるで真夏のような暑さがやってきましたね。
昔は大崎では、「28度くらいが一番暑い日」だった、なんて話もありますが、年々、気候の変化が激しくなっているのを感じますね。
こういった急激な気温の変化に、体が追いつかないと感じる方も多いのではないでしょうか?
私の場合、もともと暑い地域に住んでいたので、このくらいの温度には慣れていますが、、、それでもいきなりの温度変化にはびっくりしています。
知らず知らずのうちに、がんばっているからだ
暑さや湿度の変化に対応してくれているのが、私たちの自律神経です。
気温差・気圧差・室内外の温度差…。これらに合わせようと、体はフル稼働してくれていますが、そのため、気づかないうちに疲れが溜まっていたり、
「なんとなくだるい」「食欲がない」「夜、眠れない」「胃腸がおかしい」
といった不調が出てきやすくなります。これらの症状に悩まされていませんか?
こんな時こそ、「ととのえる」暮らしを
できれば悩まされる前、体調を崩す前に、まずは日々の中で“整えること”を意識してみることをお勧めします。この時期おすすめしたい、5つの夏の養生習慣をご紹介します。
☑ 1.睡眠不足に気をつける
生活リズムをできるだけ一定に保ち、寝る時間・起きる時間を整えてみましょう。
夜更かしは自律神経を乱しやすくしますので要注意です。
☑ 2.水分補給をこまめにしてあげる。
喉が渇いてからではなく、意識してこまめに水分をとる習慣をもちましょう。
カフェインや冷たい飲み物は控えめにして、お茶やお水を飲んであげてくださいね。できれば、甘い砂糖入りの飲料は控えめにしてあげてください。
☑ 3.冷たいものの摂りすぎに注意
これだけ暑いと、アイスや冷たいドリンクを摂りたくなりますが、摂りすぎると胃腸が弱り、疲れやだるさが出やすくなりますのでお気を付けください。
☑ 4.お風呂に入って汗をかく
暑いとシャワーだけで済ませたくなりますが、お風呂に浸かることで、汗をかいて体温調節がスムーズになり、ぐっすり眠りやすくなるのでお勧めです。できれば、シャワーではなく、お風呂に入ってあげてくださいね!
☑ 5.鍼灸・お灸で深く整える
鍼灸は、自律神経の乱れを整え、疲れた体に深いリラックスを与えてくれます。また、お灸は自宅でも簡単に取り入れられるセルフケアとしておすすめです。日々の養生にお灸も取り入れてみてくださいね。お灸の方は、ツボの場所ややり方もご案内できますので、ラインの方で、お気軽にご相談ください!
だれかと話す、体を整える。それも立派な養生です
私たちは、つい「がんばる」ことを優先しがちですが、
こういうときこそ「ととのえる」ことが大切です。
調子が崩れてから整えるのではなく、崩れる前に、自分をいたわること。
この暑さを快適に過ごすための“暮らしの中の小さな養生”を、どうぞ取り入れてみてください。
そして、ひとりで抱えず、つらいときは早めに整えにいらしてくださいね。
暑さに負けずに日々を健やかに過ごせますように。