日々の忙しさに追われていると、自分のからだの声に気づきにくくなることってありませんか?
「なんとなくだるい」
「頭が重い」
「お腹の調子が良くない」
そんな小さなサインを、つい見過ごしてしまうことが、あるかもしれません。でも、それはからだからのSOSだったりします。
無理をしていませんか?
- 「休みたい」という声を無視して、頑張りすぎてしまう
- からだが悲鳴をあげているのに、まだ使い続けている
- 痛みがあるのに、無理に動かしてしまっている
- 眠いのに起きている 等々
そんなふうに、からだからの声に反することをしていると、痛みが増したり、回復が遅れたり、さらに違う部分まで痛みが増していくなんてことがあります。
例えば、こんな時…
お腹が痛いとき。本当は消化の良いものを少しだけにして、胃腸を休ませたいはずなのに、
無理にいつも通り食べてしまう。頭が痛いのに、考えごとをやめられずにスマホを見続けてしまう。
目が疲れているのに、テレビをだらだら見てしまう。
これらはすべて、からだにとっては「無視された」行為かもしれません。
からだの声をきいてみましょう。
からだの声はとてもシンプルです。
・頭が痛い → 考えすぎかもしれません。思考を使うことはやめて、休んでね。
・体が重い → 無理せず、今日はのんびりしてね。
・眠い → もうスマホは閉じて、寝よう。
・だるい → ちょっと立ち止まって、深呼吸しよう。
そんな風に、少しだけ意識を向けてあげるだけで、からだは安心してくれます。
今日のからだは、何を感じていますか?
ちなみに、今の私はとっても元気です。文章もスラスラ書けて、「今の私はすこぶる健康だなぁ」と実感しているからこそ、この文章を書けます。毎朝、毎晩、「いまの私はどう感じてる?」「からだはなにを伝えようとしてる?」と確認するだけでも、自分と向き合う大切な時間になります。
からだの声は、あなたを守るために発せられています
痛みや違和感は、敵ではありません。それは、からだが
「がんばりすぎてるよ」「ちょっと立ち止まって」と
教えてくれているサインなんです。
どうか、からだの声に耳を傾けてあげてくださいね。
自分で、体の声がきけないとき、痛みがどうしようもできないときは、鍼灸をご利用ください。
あなたの毎日が、よりやさしく、心地よいものでありますように。