日々の問診で「睡眠時間」や「睡眠の質」についてお聞きすると、
意外なほど「眠れていない」「寝る時間が遅くなりがち」な方が多くいらっしゃいます。
(※不眠症や睡眠障害など、専門的な治療が必要なケースは除いてのお話です)
眠れるのに、寝ない。
眠れるのに、寝ない。そんなことありませんか?
- スマホを見ていたら、あっという間に深夜に…
- 疲れているのに、つい動画を見続けてしまう
- 家事や仕事が一段落しても、自分の時間が欲しくて夜更かししてしまう
- 眠気が生じているのに、無理やり起きている
実は、こんなふうに「眠れるのに眠らない」状態が、
日々の不調につながっていることもあるんです。
体や心にこんなサイン、ありませんか?
- 朝、スッキリ起きられない
- なんとなく体が重だるい
- イライラや不安感が増えている
- 寝ても疲れが取れていない感じがする
- からだの痛みが続いていて、朝起きても回復していない
もし思い当たることがあれば、
まずは「睡眠」そのものと「眠る前の過ごし方」を見直してみてください。
睡眠は、こころとからだの“回復タイム”
眠ることは、心身を整えるためにとても大切な時間です。
でも「寝るのが当たり前」だからこそ、
その重要性をつい忘れてしまいがちです。
毎日の睡眠は、食事や運動と同じくらい大切な“健康習慣”です。
質のよい眠りのためにできること
眠りの質を高めるには、
寝る直前だけでなく「寝る前1~2時間」の過ごし方がとても重要です。
- 寝る1時間前からスマホを手放す
- 部屋を少し暗くして照明を落とす
- ぬるめのお風呂にゆったり入る
- アロマやお香でリラックスする
- 眠る前にストレッチや呼吸法を取り入れる
こうした小さな習慣が、自然に深い眠りへと導いてくれることがあります。
眠りに不安がある方へ。鍼灸という選択肢を
- 寝つきが悪い
- 寝ても寝ても疲れがとれない
- 夜中に目が覚める
- 朝起きるのがつらい
そんな睡眠のお悩みは、鍼灸でからだを整えることで改善する場合があります。
特に、自律神経の乱れや、気・血の巡りの滞りが原因となっているケースには効果的です。
気になる方は、お気軽にご相談くださいね。
忙しい毎日だからこそ、しっかりと「眠る」ことを大切にしてあげましょう。
疲れている体や心を放っておかずに、やさしく回復させてあげてください。
どうか今夜も、ぐっすりと眠れますように。