「もっと頑張らなきゃ」「これくらい我慢しなきゃ」そんなふうに、自分に厳しくしていませんか?
ふと気づくと、私たちは知らず知らずのうちに「自分をいじめる習慣」を身につけていることがあります。たとえば、眠いのに「あと少しだけ」と夜更かしする。疲れているのに、無理やり体を動かす。体調が悪くても、「これくらい大丈夫」と我慢する。少しの失敗で、自分を責めてしまう。こうした小さな無理が積み重なると、体も心も、少しずつ悲鳴を上げるようになります。
あなたは大丈夫?自分をいじめる習慣チェックリスト
体のサインを無視していませんか?
- 疲れているのに「まだいける」と無理をする
- 眠いのに、スマホや動画を見続けてしまう
- 少し体調が悪くても無理に動こうとする
- スマホやパソコンで目や脳を酷使してしまう
- 体の不調に気づいても、「まだ大丈夫」と無視してしまう
- 体調が悪いのに、「気のせい」と思い込もうとする
心を追い詰めていませんか?
- 「休む=怠ける」と思ってしまう
- できなかったことばかりに目がいく
- 「○○すべき」「○○でなければ」と自分を縛っている
- 頑張ることに「正しさ」や「価値」を感じすぎてしまう
- 頑張っているのに「足りない」と感じ続けている
- ちょっとした休憩に罪悪感を感じる
行動が無理になっていない?
- 人には「無理しないでね」と言うのに、自分には言えない
- 本当は断りたいのに、頼まれると無理に引き受ける
- 自分の気持ちより「周りの期待」を優先してしまう
✅ それぞれ3つ以上当てはまった方は、
体・心・行動のバランスを見直すサインかもしれません。
どうやって整える?〜体・心・行動、それぞれにできること〜
体に対してできること
・眠いときは、スマホを手放して思いきって寝る
・疲れたときは、休む勇気を持つ
・目や体が重いときは、温めて血流を良くする
心に対してできること
・「休んでいいんだよ」と自分に声をかける
・できたことに目を向け、少しずつ自己肯定感を育てる
・「べき」ではなく「どうしたい?」と自分に問いかける
行動に対してできること
・できないことは素直に断る
・無理な予定は見直す
・周りに合わせすぎず、自分のペースを大事にする
体・心・行動、それぞれに少しずつ「優しい選択」をしていくことで、
自分を大切にする感覚を取り戻していくことができます。
鍼灸でできること
鍼灸は、体にたまった疲れや滞りを流し、自己治癒力を高めるお手伝いをします。
たとえば、
🔹 首・肩のこり、目の疲れ、脳の疲労感
🔹 胃腸の不調や自律神経の乱れ
🔹 眠りが浅い、だるさが抜けない
🔹 理由のない不安感、イライラ
こういった、「なんとなくしんどい」「いつもと違う」サインにも、鍼灸はとてもやさしくアプローチできます。
東洋医学では、
「未病(みびょう)」=病気になる手前の不調
に気づき、整えることを大切にしてきました。「大きな不調になる前に、整えてあげる」
それが、自分への本当のやさしさかもしれません。
もし、「ちょっと立ち止まって、自分を整えたい」「いじめではなく、優しくしたい。」
そんな気持ちになったときは、ぜひ鍼灸の力を借りてみてくださいね。自分に厳しくするのではなく、
自分にやさしく寄り添うこと。体も心も行動も、小さなサインに耳を傾けながら、丁寧に整えていきましょう。あなた自身を大切にできる日々のために、こころねは、そっと寄り添います。
素敵な毎日になりますように。