問診のときに、
「今日の調子はいかがですか?」とお伺いすると、「特に痛みはありません」
とお答えになる方がときどきいらっしゃいます。でも、よくお話を伺ってみると、
「なんとなくしんどい」「なんか疲れている気がする」そんな声を聞くことも多いんです。
痛みがなくても、不調はあります
痛みのような“はっきりした不調”があるときは分かりやすいのですが、
「痛みではない不調」は、自分でもうまく説明できないことがあります。
実は、痛みがなくても、知らず知らずのうちに心や体が疲れてしまっていることってあるんですよね。
こんなとき、知らないうちに疲れていませんか?
- 周囲の変化に流されて気づけばぐったり
- 人の話をたくさん聞いての「気疲れ」
- 仕事や人間関係のストレス
- いつもと違う環境での疲れ
こうしたとき、
自分の体そのものというよりも、外側の「環境」に振り回されて疲れていることが多いです。
「なんとなくの疲れ」も鍼灸の適応です
「なんだかよくわからないけど疲れている」
「重だるい感じが続く」
「寝てもスッキリしない」
そんな不調も、実は鍼灸の適応になります。
鍼灸は、体の巡りを整えながら、
自律神経や心のバランスをやさしく整える働きがあります。
施術を受けられた方からは、
「体が軽くなった」
「スッキリした」
「目がぱっちり開きます!」
と笑顔で帰られる方が多いです。
「なんとなくの疲れ」は心と体からのサイン
痛みがなくても、
“なんとなく”の疲れは大切なサインです。
そんな疲れに気づいたときは、
少しだけ自分をいたわってあげてくださいね。
もし、自分ひとりでケアするのが難しいときは、
ぜひ鍼灸を頼ってください。
まずは今夜、ゆっくりお風呂に浸かって、
深呼吸をしてみましょう。皆さまの毎日が、穏やかで心地よいものになりますように。

